アロマオイル ユーカリ
ユーカリ・グロブルス、ユーカリ・ラディアタ、ユーカリ・ディベスとありますが、違いは何でしょうか?
ユーカリとは、フトモモ科の常緑高木で、樹高は100mに及びます。オーストラリア原産ですが、今では世界中で栽培されています。700種類以上あると言われ、多くの木から精油が抽出できます。
まず学名から見ていきましょう。
ユーカリ・グロブルスの学名は、Eucalyptus globulus(エウカリプトゥス・グロブルス)。
ユーカリ・ラディアタはEucalyptus radiata ssp. Radiate(エウカリプトゥス・ラディアタ)。
ユーカリ・ディベスEucalyptus dives CT(Piperitone)(エウカリプトゥス・ディベス) 。
以上から、それぞれ別の植物であることがわかります。
単にユーカリと呼ぶ場合は、ユーカリプタスを略したものです。また、このユーカリプタスという言い方をする場合、ユーカリ・グロブルスを指します。
ユーカリ・グロブルス
手元にあるプラナロムのユーカリ・グロブルスは、産地がポルトガルです。
酸化物類:(約85%)、
1.8シネオール(約85%)。
晴れ晴れするような清々しさは、頭をスッキリさせ心身をリフレッシュさせます。
ユーカリ・グロブルスは、酸化物類を多く含むので、風邪やインフルエンザが流行する時期におすすめです。
1,8シネオールを多く含有し、精油全体の作用により刺激が強いため、乳幼児には使用しないでください。
ユーカリ・ラディアタ
産地ですが、以前はオーストラリアが多かったのですが、最近は南アフリカが多いです。
酸化物類:(約71%) 、1.8シネオール(約71%)
。
ツーンとした爽快な香りです。1,8シネオールを70%ほど含んでいます。
ユーカリ・ラディアータは禁忌、注意事項がないため、乳幼児にも使える、優しいユーカリと言えます。
プラナロムの場合、ユーカリのなかで最も人気の高いユーカリがこのユーカリ・ラディアタになります。成分的にもっともやさしく、こちらも
風邪やインフルエンザが流行する時期におすすめです。
ユーカリ・ディベス
手元のプラナロムの産地は、南アフリカです。
ケトン類(約36%)
ピペリトン(約36%)
モノテルペン炭化水素類(約37%)
αフェランドレン(約21%)
ミント、カンファー様の成分が多く、ユーカリの仲間でも特徴のある香りです。このため、ペパーミントユーカリとも言われます。